弊社が採用しているホームページ構築方法

ホームページやウェブサイトのつくりかたは多岐に亘ります。


ここでは弊社で採用しているつくりかたについてご紹介いたします。


STUDIO

「STUDIO」(スタジオ)は、実際にプログラミングをすることなく、画面上でブロック要素を配置しながらホームページを制作するツールです。よく「ノーコードツール」と言います。


おおきな利点は、「非エンジニアでも5分で文言修正できる」「CMS(コンテンツ管理システム)が付属している」「インフラ・セキュリティを丸投げできる」「捨てやすい」です。


目立つデメリットとしては、「本格的なカスタムに(まだ)向いてない」「ログイン機能・EC(ウェブ店舗)が弱い」「データ分析が弱い」「ファイルベースではないので開発環境がつくりづらい」「無視できない変化が定期的にある」です。


ほとんどの企業サイトやランディングページは、ほとんどSTUDIOで対応できるようになってきました。かんたんにつくって、かんたんに捨てられる。これは運用上の代えがたい利点です。


高度な技術力がまったく必要なく、制作後も自力で更新しやすいため、費用を抑える方向性と相性がよいです。


ただ、STUDIO利用者の変化、STUDIOのビジネスの変遷によって、料金やシステムが変わります。場合によっては、要件を満たさなくなり、いきなり捨てることもあり得ます。 STUDIOのデザインテンプレートも質が高く、時短・工数カットしやすいのが特徴です。



WordPress

「WordPress(ワードプレス)」は、ホームページをつくるための超多機能なサポートツールです。


メリットとしては、「かなり有名」「無い機能が無いほど多機能」「CMSがベースにあるので記事などを誰でも更新しやすい」「開発環境がつくりやすい」です。 デメリットは、「実は高い技術力が必要」「セキュリティリスクが高い」「独自の記法を学習する必要がある」「ファイル数が1万個におよぶことがある」です。


レンタルサーバーもしくはAmazon Lightsailあたりを利用すれば、費用を抑えることもできます。



静的サイトジェネレーター 静的サイトジェネレーター「HUGO(ヒューゴー)」のテンプレート選択ページ


静的サイトジェネレーターというのは、ホームページ訪問者に見てもらうコンテンツ(ページや記事など)を、あらかじめ出来上がった状態にするシステムです。


一般に、WordPressなどでつくるホームページやウェブサイトは「動的サイト dynamic site」とよばれ、訪問者がアクセスしてくれたタイミングや条件にあわせて最適なコンテンツを変動的に提供します。


具体的には、ユーザーAがサイトを見ている時にユーザーAのお気に入り記事リストが表示されて、ユーザーBのものは表示されない、ということです。


その逆が「静的サイト static site」と言います。


どんなひとが閲覧したときでも、すでに出来上がっている状態のウェブサイトを見ていただきます。


おおきな利点としては、「非常に安く運用できる」「セキュリティリスクがほとんどない」「すでに出来上がっているので高速表示できる」「重たい記事作成を開かなくて済む」です。


とくに、無料で商用利用可能なCloudflareというクラウドサービスを利用することで、かなり費用を抑えられます。


デメリットとしては、「動的ではない(条件に合わせて表示するものを変えるということが非常にむずかしい)」「まだ落ち着いた選択肢ではない」です。


WordPressの限界にあわせて、選択肢として台頭してきた静的サイトジェネレーターですが、あたらしい技術的な選択肢であるため、今後の見通しがすこしわからないという点はややネックです。弊社でも情報をキャッチするよう心がけています。



シンプルなファイルアップロード 大手ファイル転送ソフト「FFFTP」のリポジトリ


ウェブというものが始まったころからあるもっともシンプルな手法であり、慣れているかたもおおい「ファイル転送」です。


最新技術や最新ツールの高度な利便性を置いといても、ファイル転送を選ぶ価値があるときは提案いたします。



ASPカート(BASE・STORES・Shopify) 大手ASPカート「Shopify」



ASPというのは「アプリケーション・サービス・プロバイダー」の略で、すこし抽象的ですが、なにか問題を解決してくる便利なソフトウェアのサービスを提供してくれる業者のことです。


ASPカートというのは、ASPという業者のなかでも「オンラインショップ」の機能をインターネット上で提供してくれる業者のことです。ネットでお店が持てます。


通販するウェブサイト、インターネット上で商的なことを行う「Eコマース」の略として「ECサイト」と言ったりしますが、ECサイトをすぐにつくれるサービスの類です。ボタンひとつでほんとうに簡単です。


ただ、ものを売るためには、コンセプト、ブランド、商品写真、商品説明、ピックアップ、決済までの後押しなど、いろいろな情報設計を要します。デザインやECサイト構築のなかで、弊社はそのお手伝いをすることもできます。




弊社オリジナルフレームワーク・既存フレームワーク利用

弊社も自身の思い描く理想のフレームワークをつくっています。 既存の優秀なフレームワークを利用しながらカスタマイズすることもできます。


とくにWordPressをセキュリティ事情で選べない、あるいはCMSの限界をひきのばしたいと考えるクライエントに提供いたします。


もちろん既存のフレームワークにも対応しています。



「情報設計」はもう始まっている

弊社を含めていろいろな制作業者がいます。今回紹介したどれかひとつにこだわっている特化型もあります。


弊社は、ホームページやウェブサイトの構築方法を選ぶこと、選定すること、その段階からすでに情報設計がはじまっていると考えます。


つまり、クライエントのビジネスの成長を助けたり、おおきな目的を果たしたりするために、中長期的な視点で、どういった構築方法を選ぶべきなのか、なにがほんとうに最適なのか考えて、ご提案いたします。


ぜひご相談ください。

お問い合わせ、ご相談、無料です。