なぜウェブ制作事業なのか

なぜウェブ制作事業なのか、それは「ホームページをちゃんとつくって、ホームページを生かすことがとても大事です」ともっともっと伝えたくて仕方なくなったからです。


4年間、営業利益2,000万円規模のウェブ制作会社で技術者として勤めていました。いちばん大きなウェブサイトでは、1日で60万から100万回ぐらいのアクセスがあります。


ヤフーニュースに掲載されたときは、その数字の比ではなく、うれしさよりも先に、大量アクセスでサイトが落ちないようにがんばろう、と緊張したものです。


技術者の視点から、見えるものがいろいろあったのですが、早い段階で営業主体の会社になり、われわれの声はミュートされるようになりました。日々のなかで練られる「提案書」や「改善案」なるものは、クライエントの「why」を無視したような、そのウェブサイトを本気で生かすものではなく、一定の金を払いそうかどうか、というみっともない意図を隠し持った、付加価値なき売上本位の営業行為となっていました。


もちろんお金を稼ぐことが悪いわけではありませんが、プロの専門業者としてやるべきことは、ホームページやウェブサイトをちゃんとつくること、つくったホームページやウェブサイトを生かすこと。つまり、変わりゆくビジネス環境・ドメイン知識に対応しつづけること。クライエントのビジネスの「why」を誰よりも理解しようとし、クライエントのお客さんのことを見つめて、情報発信が適切に届くように支えつづけること。クライアントの目的と予算から、最適を提案できるように情報の精査を毎日つづけること。それらを当たり前のように繰り返すことで、利益が生まれるものだと信じています。


企業の情報発信はソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に代替されていると言われますが、SNSに「情報発信のコア」を担わせるには重たすぎるでしょう。


先日も、とあるSNSでは「2013年以前の画像が勝手に消される(閲覧できなくなる)」ということがありました。リアルタイムを重んじる傾向にあるSNSでは合理的な判断かもしれませんが、情報発信という観点では非常に厳しいと断じざるをえません。


ほかにも「ユーザー登録しないと閲覧できなくなる」という仕様に旧に変わることもありました。 むしろ、変化が加速する時代です。


第三者のつくるサービスの仕様や様子は、刻々とアップデートされていくことが容易に想像できます。


「情報発信のコア」を、専属的な領域に築きあげておくことが揺るぎない大きな価値を持ちます。


業者を選ぶことは非常に大変なことだと思います。


弊社もスモールスタートしたばかりで、すでにお任せいただいている企業さまと一生の付き合いをする覚悟です。


ビジネスや、ウェブや、ウェブサイトに終わりはありません。価値や付加価値をアップデートしながら、未来永劫、共に歩んでいきたいと思います。


お見積もり、ご相談、代表取締役のカジュアルミーティングなど、すべて無料で行っております。込みいったことについては、秘密保持契約だけ最初に締結してから伺うことも可能です。


ぜひ、ご連絡ください。